この夏、父の転勤で北海道へ行っていた義母の菜々子が帰ってきた。 ――相変わらず美しい奈々子と、思春期真っ只中の僕は、未だ親子として触れ合うことができなかった。 ●猛暑が続く午後、奈々子の<首筋を伝う汗><溢れ出る腋窩の汗><汗のついたブラウス>母としてではなく、一人の女性として意識するようになった…。 もっと..